![]() |
|||||||||
| Home | News | Introduction | Members | Results | Schedules | Recruit | Gallery | Link | BBS |
| HOME > Voice > 2004-3-30 | ||
|
Voice贈る言葉Engagement―僕はこの言葉が好きだ。言うまでもなく「Engage!」はスクラムを組む際の掛け声である。この単語には「…に従事する」というような意味があるらしいが、僕はこの単語を実存哲学的に解釈している。 近代的かつ世俗的な社会の中で我々は自由を享受して生きている。しかしこのことは自らの生き方に対してなにも指針が与えられないということと表裏一体である。人生の決断に迫られた時、答えを与えてくれるのは「神」や「運命」などではなく、自分自身でしかない。そしてその決断の責任を引き受けるのもやはり自分自身である。故に自由に生きるということは、責任ある決断を連続してなしていくことと言い換えることができる。このような生のあり方こそが実存であると僕は解釈している。 Engagementという単語を実存的に解釈するならば、それは「あれか?これか?」という迷いや不安を乗り越えて、自らが「かくあるべき!」というあり方に向かっていくことである。あのアントニオ猪木氏も「危ぶむなかれ、危ぶめば道はない。進んだ跡に道はできる」というような主旨の言葉を残しているが、まさに僕が「Engagement」という言葉で表現しようとしていることと一致している。 練習に参加する際、「あー、明日までにレポートやんなきゃなー」と思うこともあろう。しかし「練習に参加する!」と決断した以上、練習に実存を賭けて臨まなければ、それは無責任である。プレー中でも「セービングしたほうがいいけど、腰壊れてもやだなー」と思うこともあろう。しかし試合に出ると決断した以上、実存的セービングを行わないとすれば、それはなんと無責任なことか。自分がどうなってしまうか分からない、それでも自らがなすべきことをなそうとする姿勢は美しい。 ラグビーをやっていれば楽しいことばかりであるとは、決して約束できない。それでもやはり僕はICUでラグビーをやっていてよかったと思う。だから君たちにも実存を賭けてラグビーにEngageして欲しいというのが僕の切なる願いである。 (2004/03/30) ID-04 武藤雄太 >>Back >>HOME |
|
| Copyright © 2002 ICU Rugby Football Club. All Rights Reserved. |